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白山神社と楠公さん

 

 700年の時を経て蘇る。幕末の志士が愛す"楠木正成"の写真展開催!

 

 山岳写真家の廣田勇介です。

おかげさまで、クラウドファンディングも目標額94%まで達成いたしました。

皆さまの温かいご支援、ありがとうございます。

 

今月25日まで、クラウドファンディングは続きますので、

引き続き、ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

さて、こちらは只今東京ですが、

先日まで、九州は佐賀に滞在しており、

その前は、大阪より日帰りで白山の麓、

 

福井県の平泉寺白山神社に

行ってまいりました。(もはや足どりがつかめない)

 

平泉寺の由来ともなった御手洗池(平泉)

 

 

私、白山大好きなんですよ。

 

 

 

何しろ冬には岐阜県側から歩いて滑って白山まで行く位、好きでして、

 

スキー雑誌FALL LINEより

 

 

 

白山を拝むためなら、

 

川を渡ったり

 

 

 

 

自転車で行こうとして

 

 

 

 

雪に阻まれたり、

 

 

 

 

それでも、遠くに白山が見えた時は感動しましたね(見えてない)

 

 

ええ。

 

 

 

 

夏でも、

白山に行きたいがために、雑誌に企画を提案させて頂く位、

 

アウトドア雑誌ランドネ神様百名山より

 

 

 

近くの氏神様(こちらも山ノ神)を通り越して

隣町の白山社に御札を求めに行くくらい

 


 

 

 

 

 

 

それくらい、

 

 

 

 

 

 

というわけです(ポッ)

 

 

 

 

ですので、私の中の日本三霊山は、

 

当然ながら、白山、金剛山、富士山(小御嶽山)

となっております。

 

理由は、好きで好きで、その神様を信じてるからなんですね。

 

 

ご利益なんか関係ありゃしません。

 

パワースポットであろうとなかろうと、

 

そんなことも一切関係ありゃしません。

 

爆発しない限り

ちょっとでも近くにいたいし、

 

遠くから山頂がちょこっと見えるだけでも

 

「嬉しい!」

 

と思ってしまうのですね。

 

 

よく、山岳写真家が写真集を出すとき、

 

 

タイトルに、

 

「我が槍ヶ岳」

 

とか

 

「私のアルプス」

 

とか、つける人いるじゃないですか。

 

 

特に山小屋の親父さんとかが、

趣味がこうじて写真集を出す時、

 

 

あまりに山を毎日、ガン見しすぎて、

 

 

山そのものを、脳内私有し始める、

 

 

あのケースです。

 

 

 

 

私の白山

 

 

でも、白山に限ってはその気持がわかるんですよ。

 

 

 

 

何しろ真田幸村だって、白山大好きでしたからね。

 

 

 

しかも、信州松代の真田家の屋敷からは

別に白山が望めないっていう話じゃないです。

 

 

でも、別に毎日会えなくても、

 

いつも、心の中で想っているだけでも、

 

 

 

という究極の忍ぶ恋ですね。

 

 

 

 

 

 

 

さて、そんな白山の福井県側にある白山中宮平泉寺

(切り替え方がつかめないので、突然ですが)

 

 

8世紀に泰澄大師が開いたとされる名刹です。

 

神社なのに、平泉寺といわれる理由ですが、

明治以前は平泉寺という寺院で、

最盛期の時代には6000坊といわれた一大宗教都市でした。

 

 

 

当然、太平記にも登場し、南朝方として、

新田義貞とともに戦い、

 

平泉寺が宗徒がどちらにつくかで、

北陸の戦線の勝敗に多大な影響があるとさえ言われていました。

 

この平泉寺、大変苔が美しいのですね。

 

 

 

広大な境内と苔の庭園があられるのに、

なんと拝観料が一切無料!

 

先々代の宮司様で、

最大の歴史学者であられた平泉澄博士のポリシーが

未だに、連綿と守られているのです。

 

 

そしまして、当日は春季例大祭と、

今年の大雪で荒れてしまった参道の清掃奉仕に、

参加させて頂きました。

 

 

Before

 

 

 

 

 

After

 

 

 

う、美しい…。

 

氏子の方々総出の活動でしたが、

 

御年70歳を超える老人の方々が、

 

「お兄ちゃん、東京からやて、えらいなあ、」

 

と、坂道を登り降りしながら、

キビキビと箒で履いているお姿を見まして、

 

「い、いえ!俺なんてまだまだです!」

 

などという訳のわからぬ答えをしてしまいました。

 

 

さて、平泉寺の先々代の宮司であられる

平泉澄博士は、近代日本の最大の歴史学者のお一人ですが、

 

もっとも親しまれている著作はこちらですね。

 

少年日本史

 

少年日本史

 

 

歴史と祖国への愛に満ち溢れた本です。

 

思わず、日本史が好きになる本ですね。

 

小学生のために書かれた本ですが、

ピーターパン症候群の私には、十分すぎるほど、

楽しめる内容です。

 

 

戦前の帝国大学の教授ですから、

難しい論文や著作なども膨大な数が残されておりますが、

この本を読みますと、

 

その偉大なる業績も、膨大なる論文も、

 

つまるところ、この少年日本史に描かれている、

 

歴史への愛と次世代への継承

 

が、なさりたかったお仕事なのだな、と推察されるのです。

 

 

絶版になっておりますが、アマゾンなどでも中古が求められます。

 

 

 

その他、南北朝時代関連の著作も膨大な数があり、

 

中でも

 

建武中興の本義

「楠公 その忠烈と余香」

 

はことあるごとに読み直しております。

 

シンプルで美しい装丁の『楠公』

 

こちらには、平泉寺境内に現存する

楠公さんのお墓にまつわる逸話も掲載されています。

 

 

 

こちらのお話はまだ次回にでも。

 

 

 

皆さま、よきゴールデン・ウィークをお過ごしください。

 

でも、何処にいらしても、

700年の時を経て蘇る。幕末の志士が愛す"楠木正成"の写真展開催!

 

を忘れないでください(笑

 

 

廣田勇介